2007.10.22

ウイスキーセミナー

『ウイスキー』

隙を与えると、すぐにバーテンダー日記の主旨から反れてしまう・・・

そんな私ですが、バーテンダーらしい面もちゃんとございます。

以下、そんなバーテンダーらしい一日を振り返ってみたいと思います。

本日は、ホテル日航福岡で行われたウイスキーセミナー(サントリー主催)に参加。

講師は、サントリーチーフブレンダーの輿水精一氏。

NHKの番組、『プロフェッショナル』出演を拝見していた私にとって、

輿水氏は、まるでアイドルのようにドキドキさせる存在であった。

そして何よりも、現場に生きるブレンダーの言葉は、とても感慨深いものがあった。

056_2 一滴の加水・・・

たった一滴の加水が、ウイスキーの隠れた世界を広げてくれる・・・

ブレンダーの妙技、一滴単位の試行錯誤・・・

絶え間ぬ努力・・・

繰り返し、繰り返し行われ・・・

数十年の時を経て、この世に生まれる琥珀の夢。

樽に込めた情熱は、世代を越えて受け継がれる・・・

過去から、未来へ・・・

今日から、明日へ・・・

思いを注いだグラスの中で、今夜も夢の音色が響く・・・

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2007.08.23

再認識

『バーテンダーとして・・・』

1887133004_4_3 昨夜、営業中に急な電話。

電話の主は、日本バーテンダー協会(以下NBA)鹿児島支部長。

「急なんだけど、明日、宮崎県で開かれるセミナーに行かない?」

「鹿児島支部からも誰か出さないといけないし・・・」

連休を利用して、実家に帰ろうと思っていた私だったが、

二つ返事でセミナー参加を決意。

鹿児島支部の参加者は、私に支部長を含めて計4人。

セミナーの講師は、ホテルバーメンズ協会(以下HBA)理事『倉吉浩二』氏。

1984年のHBA全国カクテルコンペティションで優勝。

何と、あの有名なカクテル『舞乙女』の創作者でもあります。

(おそらく、どのカクテルブックにも載っているであろうカクテル)

そのような素晴らしい方を講師に、充実の2時間を送りました。

あくまで、私の個人的メモによる抜粋になりますが、大まかな概要を紹介致します。

①サービス(マナー) ②フレッシュフルーツの絞り方 ④氷について ⑤炭酸について

③ビルド ④シェーク ⑤ステア ⑥ブレンダー ⑦ボストンシェーカーについて 

以下、③④⑤⑥⑦の技法で作るカクテル(ソルティドッグ)(ウイスキーハイボール)

(ジントニック)(マティーニ)(ダイキリ)(フローズンマンゴーダイキリ)

(フレッシュトマトのブラッディメアリー)

私にとって、セミナーの内容全てが新鮮で、興味深く、大変勉強になりました。

おそらく、参加しなければ知り得なかったであろう知識や意識・・・

私の中の何かが、大きく変わった瞬間でした。

そして、深く反省するのです・・・

己の未熟さに・・・

セミナーへの参加は、自身のスキルやメンタルの向上に深い影響を与えるのです。

今後も積極的に参加すると共に、業界での親交、発展に努めていきたいと思います。

今回、声を掛けてくださったNBA鹿児島支部長、講師を務められた倉吉さん、

その他スタッフの方々、本当にありがとうございました。

参加されたNBA、HBAの会員の皆様、お疲れ様でした。

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2007.05.23

ベネンシアドール

『シェリー&ベネンシアドール・セミナー』

029_1 5月21日(月)、熊本ニュー・オータニで行われたセミナーに参加。

朝から、電車と新幹線を乗り継ぎ熊本へ。

車でも良かったのだが、どうも寝そうだと・・・

ここは公共機関に身を預け、殿様気分で熊本入り。

改札を抜け、強い日差しを避けるように会場へ。

026

九州各地から、セミナーに集まったのは40人くらいだろうか。

皆、あまり興味がないのだろうか・・・

会場入り口の文字を見ると、『試験対策セミナー』と書いてある。

えっ・・・

試験対策って何?

私はただ、シェリーとベネンシアドールに興味があっただけであって・・・

試験なんて、全く考えておりませんのよ・・・

しかも、「公式称号資格認定試験の申し込み締め切りは、27日です」と・・・

6日後じゃん!

急だな、おい・・・

028 しかしな、金や睡眠を削ってまで参加したんだ。

何かしら得て帰らねば、損ってもんだ。

持参した栄養ドリンクを一気に飲み干し、酒の鬼と化す。

常々、ワインを好んで口にしない私・・・

それ故、ワインの知識はそれほどない・・・

これは、勉強できるいい機会ではなかろうか。

テイスティングしてみると、シェリーもなかなか悪くない。

と考えると、ワインも結構いいもんだな♪

027

もっと勉強してみるか。

←最後に、ベネンシアドールの実演を拝見。

ちなみに『ベネンシア』とは、

スペイン語の『アベネンシア(合意)』から。

シェリーを売買する上での『合意』を由来とし、

シェリー樽から、シェリーを引き出す職業者を『ベネンシアドール』と言う。

高い位置から、グラスに向けてシェリーを注ぐ。

参加者もベネンシアドールを体験するも、初心者には少々難しい・・・

私も、調子に乗ってスーツを濡らしてしまった・・・

多少の悔しさと、大いなる好奇心を得た私は、試験申し込みを心に決意。

試験は、1次試験(筆記)、二次試験(筆記、テイスティング、実技)と難関が続くようだ。

しかし、今やれるのであれば、先に延ばす理由など見当たらない。

こうなったら、やるしかねぇ!

とは思うものの、日本での公式称号認定者は、約60人。

昨年の公式称号認定者は、たった12人・・・

狭き門である事に変わりはないが、挑戦する事に意義があるのではなかろうか。

(言い訳)

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2006.06.22

セミナーと多忙な一日

『シングルモルト・ウィスキー・セミナー』

Dsc01151 6月21日(水)は、昼の1時よりバーテンダー協会だった。

私、一睡もすることなく参加・・・

長い一日の始まりだった・・・

この日の研究テーマは、『シングルモルト・ウィスキー』

サントリー主催のウィスキー・セミナーがホテルの一室で行われた。

まずは、別室にて試飲会。

たくさんの、ウィスキーやスコッチをストレートで頂く。

ここぞとばかりに頂く・・・

飲んでみたかったウィスキーや貴重なモルト等を片っ端から・・・

Dsc01146 その後、セミナーへと移行した。

講師の方の講義を聴きながら、メモをとる。

この感じ、大学以来だ。

世界のウィスキーから、ジャパニーズウィスキーまで詳しく説明。

洋酒好きの私としては、眠気さえ寄せ付けないほどに興味津々。

テーブルには、数種類のウィスキーが並ぶ。

一つ一つ、説明と共に試飲していく。

何て、素晴らしいんだ!

Dsc01143 しかし、これだけ飲むと、さすがにホロ酔い気分♪

この後、仕事があるなんて忘れてしまう。

しかし、現実というのは、やって来るもので・・・

時間的にも帰らなければ営業に間に合わない状況に・・・

う~ん、まだ飲んでいないウィスキーが残っている・・・

セミナーも、まだまだ長引きそう。

仕方ない、勝手に一人で進めよう♪

試飲を進めながら、自分なりに分析。

色、香り、口に含んだ時のフレーバー、フレーバーの余韻、そして加水しての試飲。

全てに、自分なりのコメントを残す。

お客様に、分かり易い説明が出来るように。

そして、ラスト2つ。

残るは、『山崎18年シェリー・ウッド』、『山崎18年ミズナラ・ウッド』

オーク樽熟成の後、シェリーの空き樽やミズナラの樽で、再び熟成させた物。

それぞれの樽の香りや個性がウィスキーに最後の命を注ぎ込む。

この2つを最後に試飲してみる・・・

口に入れた瞬間、舌の上で広がるように溶けていく衝撃の新感覚・・・

これは、かなり美味い!

Yamazakisherry_1 しかし希少品なので、入手困難な代物。(限定6000本)

値段も、いい感じ。

またいつの日か出逢いたい、そう思わせるウィスキーだった。

セミナーの途中ではあったが、店の営業があるのでここで会場を後にする。

睡眠不足に酒が入って、もうフラフラ・・・

そんな中でも、店はいつものようにオープンするのだ。

したがって、そんな日は気合と根性で何とか乗り切る。

このように我々は、バーテンダーとして日々努力をしているのだ。

もっと、お客様にお酒を好きになって頂きたい。

その一心で、知識を高めることもプロとしての大事な仕事であると私は思う。

 

              

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