2006.04.29

廃墟の島

『軍艦島』

96f_1 長崎より南南西約4.5kmの海上に浮かぶ小さな島。

端島(はしま)という名のその島には、

外観から名付けられた、もう一つ名前が存在する・・・

その名も『軍艦島』・・・

今、最も行きたい島ナンバーワンである。いや、オンリーワンかな。

かつて、この島は炭坑島として東京以上の人口密度を誇った・・・

しかし今となっては、無人となり廃墟と化した建造物が生々しく残っているだけ・・・

現在、島への上陸は禁止されているのだが、一部報道関係者のみ許可される。

仕方ないので、写真で我慢・・・

しかし、写真を見れば見るほど行ってみたくなる。

何とも言えない感情に駆られてしまうのだ。

いつかは、行ってみたいものだ・・・

                                       詳しくはコチラ

                 

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2006.04.22

漂流記2004 ~番外編~

『甑島(こしきじま)回想録』

10_pic 甑島の面白い所 = 以下、『面甑』と省略。

《キャンプ場の面甑》

ネット上での紹介文と、その現実が放つギャップショー♪

・目の前は海水浴場 → 管理者:「ここから2、3キロ先だね」

・釣り具のレンタル → 管理者:「この辺は釣れないよ」

・私:「釣り桟橋があるって書いて・・・」 → 管理者:「いやぁ、釣れないねぇ」

・テニス1時間レンタル → 管理者:「我々は帰るけど、ちゃんと1時間だからね!」

Rogu・冷暖房完備 → 扇風機

・管理棟 → 管理者不在

*なかなかのギャップに、むしろ感心・・・

《お店の面甑》

ステキなお店発見♪

・かくえいショッピングセンター → 個人商店(小規模)

・自動ドアの表記 → 手動で開閉

・店員 → 小学生

・お釣り → 間違え

・販売 → 食料品から雑誌、大型タンスまで

*ショッピングセンターと看板を掲げた心意気はピカイチ!

あの規模の店内で家具まで販売するとは・・・

やはり、センターだからなのか・・・

無理やりだ・・・

《港の面甑》

ステキな対応ありがとう♪

・台風接近 → 港閉鎖

・台風接近 → 問い合わせの電話に出ない

・台風接近 → 港関係者、皆休業

・港の魚 → 餌なしの針で釣れる

*台風の接近に伴い、港を閉鎖。待合室すら入れず・・・

係が誰もおらず、問い合わせもできず・・・

雨が降ったらお休みか!カメハメハ大王か!

魚に至っては、どれだけバカなんだ・・・

皆様、いかがだったでしょうか?

少しでも、甑島を堪能できたのではないでしょうか?

行ってみたくてウズウズしてきたのではないでしょうか?

皆様、台風の接近を待ってからの上陸をオススメします・・・

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2006.04.21

漂流記2004 ~帰還編~

『人は、それを奇跡と呼んだ・・・』

1293958240 再び朝を迎える・・・

日課のように港へ向かう。今日は運航するのだろうか・・・

港へ着くと、すでにたくさんの人垣。

どうやら、今日は出航するようだ。

しかし、ここで再び問題が・・・

何と、順番待ちしなければならないのだ。我々、全6名(人間)は乗れるのだが、

車だけは、フェリーの積載スペースに限りがあるので予約順となる。

順番に従い、車を並べてフェリー入りを待つ。

周りを見ると、トラックなどの大型車が目立つ。

おいおい、そんなデカイのばかりだと駐車スペースがなくなるじゃねーか!

不安が頭をかすめる・・・

乗れなければ、私はもう一泊・・・

だけど皆は、帰る・・・

孤独は好きな私だが・・・

いや、これは孤独ではない!これは孤立だ!

孤島で孤立・・・見知らぬ土地(島)で一人はちょっと・・・ツライ・・・

そんな緊張感を持ちながら待ち続け、いざ乗船は始まった。

次々と乗り込む車達・・・徐々に埋まっていく船内・・・

もう、あと2,3台といったところか・・・

隣のトラックが入っていく。

おい!待て!オマエが入れば3台分くらい埋まっちまう!こっちに譲れ!

思いも届かず、トラックは中へ・・・

もうダメだな・・・

半ば、諦めかけたその時だった!

誘導員の手が確かに私を招いたのだ・・・

私の車の後に、軽自動車が1台。これで、満車だった。

私は、天を仰いだ・・・奇跡だ・・・

車を入れ込む時、乗船する皆と目が合った。その瞬間・・・

皆、自然と突き上げられる右手コブシに、辛く長い戦いの終わりを感じた・・・

それは、映画のワンシーンのように・・・  

168362370甲板に出て、空を見上げる。

台風の足跡を今も残した黒雲が、形を変えて流れてく。

温く強い海風が、少し心地よく感じた。

我々は、遠ざかる島を見えなくなるまで見つめていた・・・

長い夏が、終わろうとしていた・・・

                                     番外編へ続く                

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2006.04.20

漂流記2004 ~後編~

『神の悪戯』

_081 「早く出てもらわなきゃ困るんですよ」

コテージの掃除に入って来た管理者達に起こされる。

まだ朝早い・・・

寝ぼけ眼をこすりながら、コテージを後にする。

そんな我々の背中に、追い討ちをかけるかのように管理者が呟いた・・・

「まあ、島から出れないけど・・・」

影の差した表情に、多少の不気味さを感じたが、我々は予定通りに港へと向かった。

道中は、睡眠不足や二日酔いなどもあり、会話はやや少なめだった・・・

こんなに天気がいいのに、元気がないとは・・・

そして、港に到着。しかし何故か、殺風景な様子・・・

よく見ると、港が運航していない!そして、入り口には張り紙が・・・

『台風15号の影響のため、港は閉鎖します』

一同、愕然とした・・・こんなに晴れているのに・・・

キャンプ場に戻ったが、こちらも閉鎖・・・

幾度となく往復したその道は、ナビがなくても行き来できるまでに・・・

町の看板には、『怪しい車両を見つけたら、即警察へ』の文字。

熊本ナンバーの私の車。これだけウロウロしていれば、怪しまれるのも時間の問題・・・

とりあえず、港に隣接するホテルのロビーで作戦会議をすることに。

350hotel ロビーでは、連日熱闘を繰り広げている甲子園が映る。

皆、黙ってそれを眺めた・・・

白球追いかける高校球児。我々、理想追いかける港口救児。

結局なけなしの金で、このホテルに素泊まりすることに。

そして、台風を迎えた・・・

明けて、翌日・・・快晴に加えて、穏やかに見える海。よし!今日は、帰れる!

が甘かった・・・内海は静かだが、外海は荒れ放題・・・今日も運休・・・

金も尽きる寸前・・・フェリー代だけは残さねば・・・

そして再び、キャンプ場に泊まることとなる。

食料もない・・・初日の贅の限りを恨んだ・・・

よし、カレーだ!買出しをして、皆で分担作業。

そこは本職、皆手際の良さで万事解決!何とか満たされた・・・

そして、夜・・・

誰もいないキャンプ場に、今夜も切ないギターの音色が響いた・・・

明日は、脱出できるだろうか・・・

                                  帰還編に続く

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2006.04.18

漂流記2004 ~前編~

『伝説は、あの島で創られた・・・』

_080 2004年8月某日・・・忘れられない一日の始まり・・・

当店は夏休みを利用して、一泊二日のキャンプを敢行した。

そう、全ての伝説は、ここから始まった・・・

鹿児島県甑島(こしきじま)、東シナ海に浮かぶ小さな島。

島への交通手段は、フェリーのみ。

数時間かけて港に着いた我々に土産屋の店主が、不適な笑みでこう呟いた・・・

「あんた等、帰れなくなるよ・・・」

フン、何を根拠に・・・

そう、この時の我々は、店主の言葉を気にも留めずにいたのだ。

あんな事になるとは思いもせず・・・

私の車(7人乗り)だけを載せ、いざ出航。

快適な船旅。甲板では、すでにビールで乾杯。

のちに皆、この時が一番楽しかったと語っている・・・

数時間の航海を経て、甑島へ上陸。

そして、予約したキャンプ場へ・・・

青い空、白い雲、透き通るほどの綺麗な海。

のはずだった・・・

ネットで調べたものとは、明らかに違っていた・・・

まあ、良い。我々男6人、キャンプ場には若い子達がたくさん♪

のはずだった・・・

広いキャンプ場には、我々の6人だけ・・・シーズン真っ只中にもかかわらず・・・

まあ、良い。逆に、騒いでも他に迷惑をかける事はない。逆転の発想だ。

そして、夜の帳の中、狂宴の幕は上がった・・・

自分達で持ち込んだ、たくさんの肉や酒類。

それらを、ほぼ喰い尽くし、飲み尽くし、

持参したギター2本でバカ騒ぎ、時に語り、時に吐き・・・

贅の限りを尽くした宴会は、延々、朝方近くまで続いたのだった・・・

この時、『最高の終宴』が『最悪の終焉』の足音をかき消していたことに、

我々は気付きもしなかった・・・

そして、運命の朝を迎えることになる・・・

                                    後編に続く

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