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2007.02.02

世俗の反映

『カエルの子は、カエル』

抜歯をして以来、歯医者に通う日々が続いている。

そして今日も寒い中、背中を丸めて足を運ぶ。

予約はしているが、いつも待たされる盛況ぶり。

子連れの患者も少なくない。

そんな院内には、子供が遊べるスペースを設けてあり、親にとっては安心だろう。

それが返って、親の視野を狭めているのかもしれないが・・・

私のような若造が言えた義理ではないのだが、

「近頃の親共は・・・」などと、吐き捨てたくなる現状を垣間見る世の中だ・・・

今日の待合室――

子供が2人、4~5歳だろうか、幼稚園の制服を着ている。

2人とも両手に棒を持ち、板を叩きながら大声で叫んでいる。

(子供のする事だ、まあいいだろう)

などと思ってはならなかった・・・

子供達は次第にエスカレート、院内に響く轟音・・・

年配の女性が、頬を押さえて苦笑い・・・

きっと、歯に響くのだろう・・・

(よ~し、こうなったら俺が注意してやろう!)

今の子供達は、他人から叱られたことなど、まずないだろう。

現代の子供達に必要なのは、『カミナリオヤジ』だ!

と、意気込む26歳・・・

しかし、ここで一呼吸・・・

(こいつ等の親は、一体どれだ・・・)

焦点を、子供達から親に変えてみる。

そして、首を右に向けたその先で、一人の30代女性が目に入る。

私は、そこで確信する。

(間違いねぇ!こいつが、こいつ等の母親だ!)

子供達と同じスペースに、少し距離を置いて女性が一人。

何と!夢中でゲーム『ニンテンドーDS』をやっている・・・

子供達の行動など、目にも耳にも入っていない様子・・・

(叱るべきは、子供じゃねぇ!この親だ!)

親としての品格に憤りを覚えた私は、母親の方を注意することにした。

しかし、次の瞬間・・・

歯科助手に呼ばれた私は、診察室へ・・・

治療を終えて出てみると、もう親子の姿はそこにはなかった・・・

(はぁ~、これが世俗の反映なのだろうか・・・)

私は、考え方の違いに社会を重ね、

(こういうのって、年齢じゃねぇな・・・)

と、一人嘆いた冬の一幕・・・

やはり、『カエルの子は、カエル』

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