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2006.04.21

漂流記2004 ~帰還編~

『人は、それを奇跡と呼んだ・・・』

1293958240 再び朝を迎える・・・

日課のように港へ向かう。今日は運航するのだろうか・・・

港へ着くと、すでにたくさんの人垣。

どうやら、今日は出航するようだ。

しかし、ここで再び問題が・・・

何と、順番待ちしなければならないのだ。我々、全6名(人間)は乗れるのだが、

車だけは、フェリーの積載スペースに限りがあるので予約順となる。

順番に従い、車を並べてフェリー入りを待つ。

周りを見ると、トラックなどの大型車が目立つ。

おいおい、そんなデカイのばかりだと駐車スペースがなくなるじゃねーか!

不安が頭をかすめる・・・

乗れなければ、私はもう一泊・・・

だけど皆は、帰る・・・

孤独は好きな私だが・・・

いや、これは孤独ではない!これは孤立だ!

孤島で孤立・・・見知らぬ土地(島)で一人はちょっと・・・ツライ・・・

そんな緊張感を持ちながら待ち続け、いざ乗船は始まった。

次々と乗り込む車達・・・徐々に埋まっていく船内・・・

もう、あと2,3台といったところか・・・

隣のトラックが入っていく。

おい!待て!オマエが入れば3台分くらい埋まっちまう!こっちに譲れ!

思いも届かず、トラックは中へ・・・

もうダメだな・・・

半ば、諦めかけたその時だった!

誘導員の手が確かに私を招いたのだ・・・

私の車の後に、軽自動車が1台。これで、満車だった。

私は、天を仰いだ・・・奇跡だ・・・

車を入れ込む時、乗船する皆と目が合った。その瞬間・・・

皆、自然と突き上げられる右手コブシに、辛く長い戦いの終わりを感じた・・・

それは、映画のワンシーンのように・・・  

168362370甲板に出て、空を見上げる。

台風の足跡を今も残した黒雲が、形を変えて流れてく。

温く強い海風が、少し心地よく感じた。

我々は、遠ざかる島を見えなくなるまで見つめていた・・・

長い夏が、終わろうとしていた・・・

                                     番外編へ続く                

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コメント

Pスト☆刑事へ・・・
もう2年も前の話しになるんだねぇ。
月日が経つのは、早いね☆
その後くらいからだね、仲良くなったのは♪
色んな事がありましたねぇ・・・
今でも仲良くさせてもらって、ホントにありがたいことです☆
これからも、良き同志として仲良くしようね☆

投稿: ヨッシー | 2006.04.22 06:11

オスオッス!!

漂流記を、読ませてもらってます。
番外編まで待てずに、カキコです。

あの日の事は、Pも良く覚えてますよ。

「あ、今日休みなんだ~、そういやぁキャンプ行くって行ってたな~、Pも行きたいぜ☆」

翌日

「ん?今日も休みなんだ??キャンプって2泊だったんかな??それとも、みんな余程疲れて帰ってきたとか?いいな~、Pも連休ほしいなぁ~」

さらに翌日

「えっ??今日も休み??どうしたんだ??でも、張り紙変わってるし、帰ってきてるんだよね?何かあったのかな~」

そんな感じでしたな。

こっちも台風でそれなりに凄かったけど、まさか台風で帰って来れてなかったとは思いませんでしたよ。

投稿: Pスト☆ | 2006.04.22 03:36

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